未成年者の喫煙を防ごうと、松山たばこ販売協同組合(玉井芳二理事長)などは22日、愛媛県松山市湊町5丁目の伊予鉄道松山市駅前で啓発グッズを配り、青少年健全育成への協力を呼び掛けた。
 同組合や行政、日本たばこ産業(JT)四国支社など10機関から16人が参加。「たばこはハタチから」と書かれた青色のたすきを身に着け、準備した千個の啓発用ティッシュを道行く人に配布した。玉井理事長は「未成年の喫煙防止には、販売店やメーカーが訴えるだけではなく、家族や周囲の環境も重要。社会全体で『売らない』『買わせない』『吸わせない』を呼び掛ることが大切」と話していた。